IPsecなんてソフトでやったらダメだよ。のりゆう(適当版)

時間がもったいないから。

  1. 初期設定は誰がするの?

そもそもふつーのIPSecのソフトウェア実装は、「どのハードウェア実装とでも繋げることができる。」を目指しています。
「なので手軽に使いたい」とか「セキュリティ・・・」とか「スピード出すぜ」とかのひとはハードウェア実装の使用をお勧めします。
そして、「どのハードウェア実装とでも繋げることができる。」が影響して、設定がめちゃくちゃややこしいです。

  1. 運用保守は誰がするの?

ソフトウェア実装の場合、OSのインスートール、ドライバの組み込み、IPSecフィルタの組み込み、暗号化ルーチンの選択、VPNの為のエンジンの選択..
ソフトウェアでやるとPCが落ちたときに、だれが回復するの?
電源ON/OFFで回復するの?
HDD壊れたらどーすんの?
ってかんじですね。

  1. スピードはそれで出るの?

ふつうのまともなIPSecルーターはハードウェア暗号チップが乗っていて
それで66Mbps くらいでます。乗ってないと悲惨かも。

  1. 誰が得するの?

CiscoやRTが使えると職に就けるかもしれません。
まぁOpenVPNやFreeSWANを使いこなせると職に就けたり記事が書けたりしそうですが。


http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/openvpn/openvpna.html
の記事では導入や設定の難易度 = 低 になっていますが、表面だけ見たんでしょうね。
記者やマーケとしてはとてもいいですが、VPN屋はやらない方がいいです。